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2009-02-25 (Wed)

    

 昭和40年代の終わり、大阪の壊れかけたビルの中で男の死体が発見される。
 その男の名は桐原洋介。 愛人とおぽしき西本文代とその共犯と思われる男が捜査線上に浮かんでくる。
 だが文代もその男も事故死してしまう。その為この事件は迷宮入りになりそうであった。

 だがこの事件の根底には見えない不幸の花が咲きつつあった。
 傷つけられた二つの魂の復讐が始まっていた。


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 「白夜行」と言えば東野圭吾さんの代表作の一つでテレビ化され、語りつくされているのに今更書く必要あるんかいと思われそうだが、
 「私もこの作品が好きでこの作品について書きたいんだあーーー」 
 のである。

 東野さんの作品の中で何か一番好きかと言われたら多分現時点では「白夜行」になると思う。
 それほどまでに面白くて辞められない止まらないらない「かっぱえびせん」状態であった。

 ちょうど同時期に天童荒太さんの「永遠の仔」を読んでいたので
 「親によって癒されがたい傷を負わされた子の悲劇」 
 というものをつくづく考えさせられた。

 「子供は親を選べない」という言葉があるけど、痛い親の元にたまたま生まれてしまったら本来背負わなくてもよい荷物を背負わされる事になる。
 その荷物の重みを糧にする人もいるだろうが、その重みに潰される人もいるだろう。
 そういうのはもう運だと言えばそうなんだろうけど、その一言で片付けるのは消化不良になる。

 選び取ったわけではない荷物を背負わされたら人はどう生きるべきなのかと考えさせられた。

 後、不思議なんだけど私はこの作品がフィクションだと言う事も、100%物語という事も理解しているが、それでもラスト 『あの人』がその後どうなっていくのだろうと心から心配した。幸せになって欲しいと切望した。

  そう思わせるものがあった。

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