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2009-02-01 (Sun)


愛し合いながらも、ある運命的な事件のために離婚した男女。
 やがて10年の時を経て2人は偶然再会する。それをきっかけとして互いに心の内を何も語らず別れた思いを吐き出すかのように往復書簡を交し合う。
 2人とも重い過去を引きずったまま今を投げ出すように生きていた。だが手紙を通して互いに相手の思いを知り、共に過去、現在を見つめながら、過去の重みを脱ぎ捨てて互いにそれぞれの未来へと歩みだそうとする。。。

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 この題を読めなかった人安心して下さい私もその1人。自分の持っている国語力で勝手な読み方していた(当然全然違う読み方)。
『きんしゅう』 と読むと知った時、響きが美しいなあと思った。

 私にとってこの作品は「初!宮本輝」でしたがとても感動させられた。2人の男女の互いへの思い、けれど、どうする事も出来ない運命の流れの中で生きていく姿が美しい日本語と確かな文章力と共に綴られている。宮本輝さんの筆力にただただ感嘆した。日本語って美しいなあとしみじみ感じた。

特に作品中の

「『今』のあなたの生き方が未来のあなたを再び大きく変えることになる」
という言葉は胸に染みた。過去の積み重ねが「今の私」なら、過去を連らね未来を作る今が「未来の自分」を作り出す。

 心の病を持っていると「今を生きる」というのはなかなかに難しいものだけど、結局の所今を前向きに楽しく生きて未来を作り出すことが心の病から開放される一番の近道かもしれないと思う。
 多分心の病を持っているとかいないとか関係なく、大事なことなんだろう。

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| 宮本輝 | COM(0) | TB(0) |















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