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2009-02-16 (Mon)

    

 1999年に桶川駅前で起こった女子大生猪野詩織さん刺殺事件。
 当初は通り魔と思われていた事件であったが、思いもかけない深層が潜んでいた。

 「自分が殺されたら犯人は小松」

 そう言い残した詩織さんの言葉を受け取った人々の一人である著者の清水さんは、事件の真相へと向かっていく。

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元々ノンフィクションものが好きで、しかもこの事件はかなり有名だったので好奇心から読んだ。
 読んで良かったと思った。

 何故ならこの本を読む事がなかったら、あの事件は現代に起こった事件のひとつという記号的な意味で記憶の隅に追いやられていたと思う。
 でも読むことによって詩織さんが抱えていた思い、どんな事があり、あんな風に亡くなられなければならなかった人がいたいうのは憶えていると思う。
 
 「桶川ストーカー殺人事件」と言えばストーカー法成立のきっかけとなったり、「ストーカー」という言葉が一般化された(とでもいうのだろうか?)基になった事件でかなり有名な事件である。
 でもこの本を読むまでは一般的に知られている事柄しか知らず、あの事件にはこういう深層があったという事を知った。
 
 書かれている内容はヒドイなあと思う。
 犯人とされる人達の行為は勿論の事だけど、驚きなのはこの事件での警察の対応のお粗末さ。
なんせ実行犯をあぶりだしたのは警察ではなく、著者である清水さんというのだから。
 警察さえしっかりとした対応をしていれば詩織さんは死なずに済んだかも知れない。
 後一応建前として「正義」側の機関がその役割を放棄して自分達の利益の為に動くと、「悪」側の機関よりも始末に終えないと知った。

  ノンフィクションの重みを感じた。どんなに酷い事柄が書かれていてもそれは「事実」という事に。

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