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2009-02-01 (Sun)


色々な「事情」を抱えた人々の「物語」短編集

 表題作「プラナリア」
 春香は一昨年乳がんになり片方の乳房を失った。最初は自分を慰め気遣ってくれた恋人や友人達も、命の心配がなくなってからは早く立ち直れと言う。
 だが彼女にとってそれはそういう問題ではなく、肉体的、精神的な苦痛が存在しておりなかなか働けなかった。。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 山本文緒さんの作品は私にとってどれも粒揃いだけど現時点で一番好きなのはこの短編集。
 とにかく出てくる人達がくせのある、問題を抱えた人物ばかりで、でもそういう人達の活きた物語がとても上手い。
 確か満場一致で直木賞をとられたそうだが、それが頷ける完成度と質の高さ。
 山本さんは私にとって感性で魅せてくれる作家さんだったけど、この作品集を読んだ時作家としての力量で魅せてくれ、より一歩上への段階へ昇られたと思った。

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| 山本文緒 | COM(0) | TB(0) |















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