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2010-10-17 (Sun)
 

 実に15年振りに無料動画で「ロングバケーション」(以下「ロンバゲ」)を見た。
 当時も凄く面白いと思って見ていたけど、幾星霜振りに見直しても面白くてしかも全然古臭く無いのに驚いた。
 神ドラマを生み出すためにあつらえたかと思うような脚本、主題歌、役者達。全ての要素がピタッと神のデザインにハマったかのような傑作である。

 当時は山口智子さんの演技が凄く好きで南のサバサバした可愛い女っぷりにトキメイタものだ。でも木村拓哉さん演じる「瀬名秀俊」はカッコいいと思いつつも彼の演技自体はそれ程評価していなかった。当時物凄い「キムタク」ブームで、人気者故の色眼鏡があったせいで素直に評価出来なかったのだと思う。まあ別に瀬名役は木村君でなくても、その時の一番人気者を使えば結果は同じ事だろうと昔からヒネていたのである。

 時が過ぎて色んなものが削ぎ落とされた状態で「ロンバゲ」を見ていたら、木村拓哉さん演じる「瀬名君」の存在がいかに魅力的で、彼が演じたからこそ神ドラマとなった要素が大きいのだと気付いた。
 木村君は演技に関しては「金太郎飴演技」とか「キムタク演技しか出来ない」とかとかく言われていて、近年の演技に関しては「まあ、そうかもな」という部分もあるが、「瀬名君」の演技に関しては本当に素晴らしいと思う。
 ここにいるのは「木村拓哉」でも「キムタク」でもなく、紛れも無く「瀬名君」なのである。ドラマにしか存在しない人間を本当にリアルに演じている。当時23歳だというのだから驚きだ。木村君は演技が上手かったのだと新しい発見をした。
 山口智子さんはやはり素晴らしい。一歩間違えればただのウザイオバハンキャラの「南」なのにすげぇキュート。
 キュートとウザイオバハンの危うい境目を難なく渡りきられるさすがの一言だ。このドラマ以後女優業休業なのは本当に残念である。

 当たり前だけど携帯がこのドラマでは出て来ない。携帯のない日常ってこういう感じだったのかあと感慨深かった。現代は携帯の無い生活というのはほとんどの人は考えられないだろうし、それがないドラマもほぼ無いだろう。携帯があったらこの作品も随分違ったストーリーだっただろうなあと思う。
 携帯の誕生は日常のあり方を随分変質させたんだと改めて感じ入った。

 この作品は冴えない日々を送る主人公達のタイトル通り「ロングバケーション」の日々を描いたドラマである。 ストーリー自体にとんでも展開等なく、普通の日々の出来事がテンポあるセンスの良い会話と飽きないシチュエーション 展開で進められる。
 でもあっさりテイストなのに全然最近の具材テンコ盛りドラマより面白い。よく考えたらありえない内容と設定だけど、ドラマの世界でちゃんと納得出来る説得力があるからグイグイと惹き込まれる。
 「何をやっても上手くいかない時は神様がくれた長いお休みだと思う事にする。そういう時はあせらずくさらずただ時の流れに身をまかすのがいい」 
 かなり要約抜粋だけど一番心に残ったセリフである。

 人生をやっていれば何をやっても上手くいかない「凪」のような状態の時がある。そういう時ってどうしても「何かしないといけない」と状況というか現状に働きかける行動をしてしまいがちである。
 でも「凪」の時は「動く」のではなく、時の流れにまかせてその時を楽しむ方がいいのかもしれないと思った。
 進む足を止めて休む事というのもまた大事である。そうすれば違う景色が目に映る様になるかのもしれないとそれなりの人生経験を経て上記のセリフをしみじみと噛み締めた。

 温故知新の心境である。

 *ちなみに「ロンバケ」当時木村君は本当に山口さんの事がリアルに好きだったようです。彼女が既婚者でなかったら交際を申し込んでいたとの事。ドラマ見たら納得の臨場感。

 ちなみに無料動画サイトです。↓
 http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-537.html


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