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2010-09-26 (Sun)


 かつてボクシングのスター選手だったが、引退を余儀なくされ、日雇いの肉体労働で妻子を養うジム。再びリングに上がるチャンスを得た彼は、奇跡的に世界ランク2位の強豪を倒し、やがて世界チャンピオンとの試合に挑むことになる。実在のボクサー、ジム・ブラドックの半生を、ラッセル・クロウとレネー・ゼルウィガーというオスカー俳優の共演で描いた骨太な感動作。
栄光と挫折、苦闘の末に手にしたチャンス。この映画には王道のアメリカンドリームが詰まっており、ロン・ハワード監督の正攻法の演出もあって、全体が古き佳きハリウッド映画の風格をたたえている。苦しい生活を強いられる家族のために、なりふりかまわない状態になっていくジムで、クロウが持ち前の演技力を発揮。夫を支える妻、父を応援する子どもたちの姿には、自然と涙がこぼれるだろう。Amazonより

何度か描かれるボクシングシーンは、画面から汗が飛び散ってきそうなほどの迫力だ。しかしそれは、ボクシングの激しさから来る迫力ではなく、主人公の強い思いが持つ迫力なのだ。あまりの強さに圧倒され、どうしようもなく、胸が熱くなる。『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督とラッセル・クロウが再び手を組んで贈る人間ドラマだ。
 大恐慌時代のアメリカ。実在し、人々から“シンデレラマン”と呼ばれたボクサーの人生の断片を、カメラは寄り 添うように見つめていく。家族と幸せに暮らすジミーは、前途有望な若手ボクサー。右ストレートを武器に、次期チャンピオンになれると目されていた。だが、右手を故障。勝利に見放された彼は、ライセンスを剥奪されてしまう。失業者のひとりとなり、日雇いの肉体労働に就けることすら難しい日々。困窮の中、彼が守りたかったのは愛する家族だけだった。そんなとき、かつてのマネージャーから一夜限りの試合復帰を持ちかけられる。-gooより

 





 この映画は久しぶりに萌えた作品だった。

 「シンデレラマン」というタイトルからして10ポイント稼いでいるようなナイスタイトルである。タイトルからある程度の内容が推察出来るように「1+1=2」的に非常にわかり易い展開である。
 でもだからこそシンプルにダイレクトに心響いて来た。

 最初はボクシング界のスターだったブラドックの煌びやかな生活が描かれている。それが表舞台から落っこちて、一転超ド貧乏な生活への転換のプロローグはそれだけで釣られてしまう。
 その日の食べるものも事欠き、あげくに極寒の最中に電気まで止められてしまい、プライドを捨ててかつての仲間にお金を恵んで貰うというような極貧生活振りが丁寧に仕込まれている。
 ストーリー展開の車輪が転がり始める音のようなエピソードに、大きなうねりを予感して惹きこまれて見ていた。

 シンデレラの舞台はお城の舞踏会だけど、シンデレラマンの舞台はボクシングのリンクの上である。 
 ブラドックのボクシングの試合シーンは映画だとわかっているのに、
 「いけー、いくんだーブラドック!!!」  
と熱くなって画面に声援を送っていた。
 それ程白熱したリアルな試合シーンというのもあるのだけど、ブラドックの頑張る姿に心に火を焚きつけられた感じなのである。
 自分で言うのもなんだけど私のマインドは基本「低温」なのだ。なのに萌えた。

 それはブラドックが「おっさんヒーロー」だからだと思う。
 ブラドックがただひたすら守りたいものそれは愛する家族。その思いが本当に見ている側に伝わってくる。愛する家族の為に満身創痍でも戦い続けるのである。おっさんが全力で頑張る姿は若者とは違って人生すべてをかけているような背負う重み感じる。それが故に自分の背負う荷物の重みをだぶらせる気持ちもあって萌えるのかもしれない。
 家族のヒーローであり続けないといけないお父さんは大変だなと、性別的にお父さんになれない私はしみじみ思う。

 ブラドックの奥さんが金の草鞋を履いてでも探したくなるよく出来た奥さんで、彼が金持ちの時も超ド貧乏であっても変わらず側にいて夫を支え続ける。子供達も可愛いのだ、これが。
 夫婦愛や家族愛が素晴らしいタッチで描かれていて自然に心に染み込んで来る。長くなるので省くがマネージャーとの友情も良い。 
 この作品は最初から最後まで今時めずらしい位「愛だよ愛」の精神がストレートに垂れ流されている。でもそれが全然心地良い。

 最初は家族の為に戦い続けていたブラドックが、やがて大恐慌の現実の厳しさに苦しむ人々の希望の星となりもっと大きな何かの為にも闘う姿が印象深い。見ていて闘う事の意味を考えさせられた。まだ守るべきものの為に闘った事のない私には難しい命題だけど闘うべき時が来たら逃げまいと思う。

 世界チャンピオンとの戦いはまさしく手に汗を握った。ドキュメンタリーを見ているようにハラハラした。私は映画を見る視聴者ではなく、紛れも無く試合を観戦している観客であった。
 そしてはラストは本当に感動した。
 「おおおおおおおおおおおおおおおおおお」 
と拍手喝采である。

 見終えた時にウィキペディアを見て実話を基にした作品だと知って驚いた。たいてい事実を基にした作品と知ったらその事実の重みに心惹かれるが、今回は現実世界にこんな奇跡を用意する神様は粋だという思いの方が強かった。 
 見終わった時に元気というかむやみやたらとパワーが沸いてくるような作品である。

 是非見て貰いたいと思った映画である。


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