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2010-06-27 (Sun)
 

<ストーリー>
工事現場で働く無愛想な大工チョルスと、おっちょこちょいだが純粋な社長令嬢スジン。住む世界の違う二人は思わぬハプニングで出会いまっすぐに恋に落ち、結ばれる。愛を信じず独りで生きてきたチョルスはスジンのピュアな気持ちから、人を愛すること、許すこと、そして信じることを覚えていく。建築家として活動を始める夫と、才能あるファッションデザイナーの妻。夫のお弁当にご飯だけ2つ包んでしまったり、自分の家さえ探せずに道に迷ってしまうような彼女の物忘れさえ、しっかり者の夫には愛おしい。目が眩むほど幸せな日々。しかし、大したことではないと思っていたスジンの物忘れは段々と深刻になり、不安から医者を訪れたスジンが宣告された言葉は「若年性アルツハイマー」。それは肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる病。「もう優しくしないでいいよ。どうせ忘れてしまうから」と涙をこらえて訴える妻に、「俺が全部覚えておくよ。俺が君の記憶になるから」と伝える夫。この日から失われていく記憶をつなぎとめるための2人の闘いが始まる。壁一面に貼られた1000枚にも及ぶメモ、メモ、メモ。それでも彼女の記憶はこぼれていく。家族が誰なのか、自分は誰なのか?遂にはチョルスの目を見つめ、昔の恋人の名で「愛してる」と微笑むスジン。絶望に心を乱されながらも、彼女を見守っていこうというチョルスの気持ちは揺るがない・・・。-アマゾンより









 この映画は本当に「ベタな悲恋物」である。
 私は普通こういうベタな作品は好きではないのだが、人間たまにベタなもの食したくなる「迷い」の時もあり、それでついつい借りて見てしまった。

 まあ、予想通りベタな展開であった。が予想外に良かったのである。
 一歩間違えたら安っぽいお涙頂戴的な作品になる材料を抱えているが、上手い具合に組み合わせて良い作品に仕上がっている。こういうのを見ると安っぽい材料でも見せ方次第で活きてくるんだなあと思った。
 要所、要所でポイントを掴んでいて作品を締めているのも上手い。
 
 それと演じている役者の力量による部分が大きいというか大部分それだと思う。
 無骨な大工チョルスをチョン・ウソンさんが非常に魅力的に演じていらっしゃる。
 ちゃんと人物の感情をリアルに伝えて、愛する相手に対する愛情が純粋に見てる側に響いてくる。
 社長令嬢役のソン・イェジンさんはとにかく可憐でかわいいのである。もう彼女のかわいさはこの作品においては芸の域 に達している。それ位彼女の可憐なかわいさはキーである。
 本当に素晴らしいキャスティングとお2人の名演である。

 前半は後半の悲劇への布石の為なのか、かなりご都合主義なハッピーな展開である。
 でも不思議と全然突っ込もうとは思わないのである。どれもが必要なパズルのピースなのだと納得感がある。
 ただ後半が悲劇になるのがわかっているだけにハッピーな展開は少し胸が痛くなる部分もあった。
 「ああ、これだけハッピーだけど後半は。。。。。」  
といつかくるナイアガラの滝にドキドキしていた。

 後半以降は悲劇がもたらされる。
 若年性アルツハイマーだと診断されたソン・イェジンがチョン・ウソンに「記憶が消えてしまうのなら愛とかに意味はない」(多分こういう内容)と言うが彼は「それでも魂の部分で覚えている」(これも多分こういう内容)と応える。
 自分も凄く同意してしまった。
 記憶が消えたからと言って色んな事全てが無に帰るわけではないとこれは断言したい。陳腐な言葉になるけど、人間の魂の部分は間違いなく刻まれているはず。例え表面的には何もないようになってもちゃんと残ってる。
 多分私等はそういう素晴らしい部分を持っている存在だと思う。

 この作品は人を人を思う素直な気持ちがシンプルに描かれていて大事な事を再確認させてくれる。
 ソン・イェジンはチョン・ウソンを傷つけたくないから別れたいと思い、チョン・ウソンは愛するからこそ彼女側にいたいと思う。
 私も多分彼女と同じように別れる方を選ぶ気がする。相手を傷つけたくないのは勿論、壊れていく自分を見て欲しくないとも思う。愛する相手だからこそ余計にそう思う。
 ラスト辺りは少し泣けてしまった。こういう映画に感動はしても泣かされちゃいけねぇと思っていたが、切なくて泣けていた「やられたなあ」とも思ったが。

 テーマがテーマなだけに光のあるラストではないがダークさではないラストシーンが良かった。

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