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2010-04-11 (Sun)
 

  人工授精で生まれてきた少女アミは、本当の父親である精子ドナー307を探している。一方、アミの異父兄である知的障害者のタクヤは、「僕のうさぎ」を探し求めている。2人はある夏の夜、深夜バスで龍飛岬に向かい、診療所を営む高森を訪ねた。高森こそは精子ドナー307であり、いつしか2人は高森夫妻と共同生活を始めるが…。
桜井亜美の同名小説を、ビデオクリップ出身の映像派、下山天監督が映画化した異色青春ファンタジー。一風変わったアングルや色彩感覚に、この監督ならではの意気込みを見いだすことができよう。竹内結子と安藤政信、この若き主演2人がくり広げる、繊細かつ慈愛に満ちつつも、どこか乾いた透明な関係性も印象的である。
 >-Amazonより






 記事でも何度か書いているが原作本の映画化はなかなかになかなかな問題があると思う。
 やはり原作という一つの完成図があるとそれをどう映画では表現するかは永遠の課題だと思う。
 原作に忠実に作るか、それとも映画独自の作品世界をつくるか。
 この映画「イノセントワールド」を見て、原作本の映画化に関してひとつの良い見本を魅せてもらったと思っている。

 この作品は以前の記事でも紹介したPTAのおっかさんは立ち入り禁止 「イノセントワールド」を映画化したものである。
 売春、近親相姦等のかなり際どいキーワード盛りだくさんのお話しで、それをあの清純派(当時)の竹内結子さんがどのように演じられるのか期待と好奇心にそそられて鑑賞した。

 驚いたのがストーリーが原作と全然違うのである。
 勿論映画化に当たりある程度原作を省いたり違う肉付けを付け加えたりするが、この映画は人物設定と本当に大筋のあらすじだけはそのままで、ストーリーは全く原作には無い展開になっていて見ながら、
 「おおい、どこへ行くんだあ」
 と思った。
 これだけ原作と違うストーリー展開の映画は初めて見た。下衆な野次馬根性が思いっきり肩すかしをくってしまった。

 でも本当に本当に不思議なんだけど映画は原作と全然違う代物なのに、原作の持つ音色をちゃんと映画も奏でているのが凄い。
 ちゃんと原作本の要となる色合いが映画で表現されているのは、アミとタクヤの「ふたりぼっちの世界」が上手く表現されているからだと思う。
 こういう映画化もありなんだなと思わされた。
 要の部分さえ押えていればあとは野となろうが山となろうが御の字に出来るのだと。

 ちなみに余談だけど原作本を読んだ時にアミの実父である男性役は豊原功補さんがピッタリだなと思っていたら、なんと映画を見たら彼がその役を演じていて自分の中では祭りだった。

 なかなかになかなかの問題はあるけどこういう面白さが発見できるので映画化された作品を見るのは楽しい。


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