123456789101112131415161718192021222324252627282930
-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 |
2009-01-27 (Tue)

「おじさん、私の母さんのこと愛していたでしょう」

 そう、構造に問う夕美子。カメラマンをやっている彼は亡くなってから十数年も忘れられない女性がいた。それが夕美子の母で有り、構造の姪でもあった夕季子。だが構造は彼女が生きている間は胸に、亡くなった後は詩集にこっそりと隠した夕季子を写した5枚の写真に思いを秘めていたが。。。。。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 今まで数々の短編を読んだけど、この作品はBest3に入る一品。多分これからたくさん本を読んでもこの作品はBest3から落ちる事はないと思う。
 「わが店お勧めの一品!!!」
 と銘をうっていもいい位である。

 この作品に出てくる登場人物は皆優しく、それぞれ自分なりに懸命に人生を生きていて、それが悲しいくらいに入り混じり、人が生きていく醍醐味を多少なりとも伝えてくれる。

  ラストで構造が長い事隠し持っていた5枚の写真に、姪の夕季子が秘めた思いが種明かしがされるのたけど思わず 「わあ~」 と声を出して驚いた。 「カタルシス」という言葉を実感した。

 この短さで様々な色合いを見せてくれた連城さんは上手いと思った。もともとそれまでにも幾つか彼の作品は読んでいたけど、この短編でその実力を改めて感じた。
  
 直木賞を受賞した「恋文」を含み何篇かの短編が収録されているけど、正直私的には「恋文」が一番乗れなかった。。。。他の作品の方が楽しめたんだよなあ(遠い目)

応援して頂けると嬉しいです。

| 連城三紀彦 | COM(2) | TB(0) |















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。