12345678910111213141516171819202122232425262728293031
-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 |
2009-09-13 (Sun)
 

 グラビアアイドル如月ミキが自殺して、1年がたった。
 その一周忌に彼女の思い出を語り合おうとファン5人が集まった。しかし、ファンサイトの常連である彼らは、彼女がなぜ自殺をしたのかを知りたくてたまらない。そんなときひとりが「彼女は殺されたんだ」と言う。他殺説を繰り広げるうちに、ハンドルネームしか知らなかった彼らの素性が浮き彫りに。そしてお互いを犯人だと疑いはじめる…
アイドルの死をめぐり二転三転していくドラマが密室で繰り広げられるワンシチュエーションコメディ。主演の小栗旬、小出恵介、ユースケ・サンタマリア、塚地武雅、香川照之らが、脚本に惚れて出演を決めたというほど練られたセリフがこの映画最大のチャームポイント。笑いを散りばめながら、ひとりのアイドルの死が二転三転していく展開はスリリグでさえある。そして最後には、どこかホッとするカタルシスがある愛嬌たっぷりの作品だ。-Amazonより





 この映画はジャケ借りをした。
 なんとなくDVDを手にした時に面白そうと感じた。そしてその予感は大ビンゴ!!!
 こういう当りは「グリコのおまけ」のようにひっそり感のある幸福を感じる。

 とにかく「面白い」作品である。頭の先から尾っぽの先まで面白い。この映画を見て改めて「面白さ」というシンプルな感情の良さを再確認した。
 勿論考えさせられたり、何かを「残してくれる」作品も素晴らしい。
 でも「面白さ」だけに浸れる映画は頭のどこの筋肉使わないのでらくちんである。  
 
 まず演じる役者さんがどなたも良い味を出している。
 名演技というのとはまた少し違うのだけど、役柄を上手く自分のものにされているなあと思った。
 名優の香川照之さんは美味し過ぎる程に怪しいおっさんを演じているし、この映画で初めて小栗旬さんを見たけど美形に似合わない「オタク」という設定が妙にハマリ(美形が故にオタクとの意外性が美味しかった)、他の方もそれぞれのキャラを上手く魅せている。

 そして一番のMVPは脚本の素晴らしいさだと思う。とにもかくにも脚本がお見事!!!
 これ程の出来栄えは個人的には三谷幸喜さん傑作の「優しい12人の日本人」以来だと思っている。

 追悼会場の一部屋のみで繰り広げらるストーリー展開。
 お互いを犯人だと捜し始める内に集まったファン5人は実の所1人を除いて直接如月ミキに面識がありそれが徐所に明るみになる。
 その話がコロコロコロ転じていく様が実に面白い。
 ちゃんと笑いのツボを抑える合いの手もあって、「犯人捜し」という一種ダークさを持つ素材を上手くマイルドにしている。

 凄いのがラストスパート部分。
 ミキの死の原因が判明されるのだけど、それが今までストーリー上に張られていたたくさんの伏線が一挙にピタッとはまって凄いカタルシスが味わえる。
 よくまあ、あれだけのパズルのピースを全てはめてあのラストを創り上げたと感心する。
 ラストに唯一「ジーンと来る」というカードも用意されていて(このカードがミキの死の原因に繋がっているのだけど)「やられた!!!」と思った。
 それまでの展開から全く予測しないカードだったから。
 
 エンディングで初めて如月ミキちゃんが顔出しする。
 この如月ミキちゃんはB級どころかD級クラスのアイドルで、冷静な第三者が見ればどう考えても「売れんなこいつ」というアイドルなんだけど、彼等5人にしてみればそれでも「女神」なんだろうなとある種の悲哀というのがこれまたおつであった。

 超おすすめの一品!!!

 ランキング落ちているので、ぽちっと押してやって下さい。 お願い致します。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村


| 映画 | COM(8) | TB(0) |















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。