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2009-04-05 (Sun)
   

 刻々と移り変わる時間の中で様々な事が起こり、流れ、変化していく。
 その発端の物語は「デニーズ」で本を読む少女から始まる。 


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 私にとって村上春樹さんは「目で読む作家」さんではなく、「感覚で味わう作家」さんである。

 それは普段の生活の中で姿を見せる事のない「何か」で、いつもは私のどこかにひっそりと隠れている。
 それは友人とも家族ともどんな親しい人であっても共有する事のないもので、村上さんの作品を読む時に、
 「やあ、こんにちは!!!」 
 と姿を見せる。
 その「何か」は孤独感とも言えるし、もっと違う呼び名があるのかもしれない。
 私はその「何か」を決して嫌悪しているわけではなく、むしろ愛おしいものとして捉えている。
 村上ワールドに浸っている時だけただただその存在を味わう事が出来る。

 が、この「アフターダーク」は全くハマれなかった。。。。。
 自分がリンク出来る場所を見つけられなかった。。。。。
 今まで読んだ本の中でも幾つかは合わない作品もあった。でもハマれない作品はなかった。
 「そんなはずはない!!!」 
 と期待を込めて頑張って最後まで読み通したがとうとうハマれなかった。
 読み終えた時、
 「・・・・・・・・」 
 とまた、たそがれてしまった。

 その事に私は少しビビッてしまった。
 村上さんも当然の事ながら年を重ねられて、その中で様々な事柄から変化されて来てそれが作品にも反映されてきた。
 今までは私はその変化にちゃんとついていけたけど今回はダメだった。
 それは村上さんが私の好まない方へ変化されたのか、それとも私自身が気づかない間に自分が変化してしまったのかはわからない。
 でもハマれなかった事で何か自分大切な場所を失ったような気がした。その事が割りと悲しい。
 勿論そう結論付けるのは早すぎるのかもしれない、単なる村上さんの寄り道なのかもしれない。

 新刊が読みたいような、ちょっと怖いような複雑な心境である。

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