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2009-04-04 (Sat)
  

 花の中学生の赤木榛名は将来有望な新体操選手。
 そんな彼女の心の支えは子供の頃、自分を命がけで助けてくれた「こぶだらけのヒーロー」の少年。
 ある日新体操をやる為に自宅に同居する事になる少年北野太一がやってくる。彼との初対面は最悪の出会いであった。
 榛名はスケベでデリカシーのない太一が嫌いであったが、この太一こそが「こぶだらけのヒーロー」の少年である事を知る。
 自分を助けた時に負った傷によって太一が思い十字架を背負っており、そしてその十字架を乗り越える支えとしてかつての自分との約束を胸に秘めている事を知る。
 そんな太一にその約束の相手が女である自分である事を打ち明けられない榛名であった。

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 私はジャンプ黄金期に子供時代を過ごした。
 その当時掲載されていた漫画は「キン肉マン」「キャプテン翼」「北斗の拳」「キャッツアイ」etc・・・・(書ききれん)。
 よくぞあれだけの才能が一雑誌に集まったものだと今振り返ると思う。もうああいう時代は二度と来ないだろう。

 その大群の中ではだいたい同時期に掲載されたこの作品は豆粒というか米粒位の存在(作者の方すんません)だが、昔たくさん読んだジャンプ掲載の漫画の中ではこの作品と「北斗の拳」しか現在手元に本を置いていない。私にとってはそれ位愛着のある作品である。

 私は作者が泣かせようという意図が見えた瞬間、
  「その手に乗らないもんねえ~」 
 と泣く気が失せるタイプだ。なんか冷めてしまう、その意図がやらしいなあ~と思って。
 だけどこの漫画は泣かせる気まんまんの作品である。 
 泣かせようという意図が見えるというより、隠さない。ある意味くさいくらいてんこ盛り。
 超直球に、
 「いや、あっぱれ!!!」 
 とある意味感心してしまう。
でも逆にそのストレートさがいっそすがすがしくてうるうると泣けてしまう。 

 ネタばれになるがこの漫画は 「一人の少年が終わりを迎える物語」である。
 当然の流れとしてお互い好意を持つがそれも終わりがやってくる。
 何故なら少年が少女を命がけで助けた時に負った大傷が、やがて少年の命を奪う事になるから。
 もうこのシチェーションだけで白旗を揚げてしまいそうになる。私はあらがいがたい切なさというのにめっぽう弱い。
  読み進めていくうちにどんどんその終わりの時がやってくる、それが切なくて切なくて。
  面白いから読み進めるけど、それは終わりを知るという事になる。まんまと作者に乗せられてうるうる泣いてしまう。

  乗せられたい方にはおすすめです。

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