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2009-03-30 (Mon)
 
作家鷺沢 萌さんのwebサイトで繰り広げられるドタバタ騒動がまとめられた一冊。


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 私は鷺沢萌さんの良い読者ではなかったと思う。
 何故なら彼女の作品はエッセイしか読んでおらず、小説は全然読んでいなかったから。
 とにかくあまりにもエッセイの類が爆裂に面白過ぎて小説に興味が向かなかった(同じタイプの作家さんに原田宗典さんがいる)。

 彼女の書くエッセイ類は天下一品の面白さである。色々エッセイの類は読んだけど、笑えるエッセイなら断トツである。
 あのお美しさからは想像出来ない言動と、そんな彼女を取り巻く愉快な仲間達とのドタバタなやり取りにどれ程笑わせてもらい腹筋を鍛えられただろう。

 鷺沢は本当に美人だ。女優さんなみと言っても過言ではない位。初めてお写真でお顔を拝見したと時はその美しさに失礼ながら、
「修正かなあ~」 と思っていた。
 でもテレビで一度見た時写真通りの美しさだったので本当に失礼だが、
「ほんもんなんだあ~」 と感動した。
  (上記の本の画像をクリックすると鷺沢さんのお顔がより詳細に拝見出来る。恐らく晩年(この言葉は切ないなあ)の頃のお写真だけど十分お美しさは残っている)。

 超美人で、頭も良くて、若くしてその才能を認められ、良い仲間に囲まれた彼女は、私から見たら 
 「神様はあげる所には幾つものプレゼントを贈るんだなあ~」
 と、自分の所に贈られたプレゼントの数の少なさにたそがれてしまう事がある。

 そんな鷺沢が自殺されたと聞いた時は本当にショックだった。
 それは神様からたくさんのプレゼントを貰っていたのにというわけではない。
 彼女のエッセイをたくさん読んで色々な困難や試練があっても、最終的にはポジティブを選び取る人だと思ったから。
 それは死後に出されたこの本を読んで改めて間違いではなかったと思った。
 皮肉というか奇遇というか、自殺に関してのコメントがありそれはポジティブなものだった。勿論ポジティブだから大丈夫とは思わない、むしろ苦悩を持つからこそ明るい場合もある。
 でも言葉の持つトーンの明るさは本物だと思う。
 だったらどうして自殺されたのかとも思うが、もうそれは本人にしかわからないし、いやひょっとして本人にもわからないかも知れない。
 ある瞬間死にさそわれたのかもしれない。ただそれだけなのかもしれない。

 年を重ねて心の病を持っていると、自殺された方に「生きてて欲しかった」とは言えないんだよなあ。
 心から言ってあげたいけど、多分言えない。。。。
 何故なら、そのつらい人生を生きるのは本人なのだから。
 「死ぬ気があれば何でも出来る」という言葉があるけど、死でしか帳消しに出来ない事もあるというのも知っている。
 
 でもこの先彼女の新作を1つも読めないのはしみじみ寂しいと思う。

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| 鷺沢 萌 | COM(2) | TB(0) |















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